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2024年06月23日

世界は「見えない境界線」でできている マキシム・サムソン, 染田屋茂他 5つ星のうち4.0 1 単行本(ソフトカバー) ¥2,420

世界には国境とは異なるさまざまな「見えない線」が存在する。
この境界線は細い線ではなく、地帯というある程度の広がりを持つ場合がある。こうした境界線・地帯は時代によってしばしば変化し、われわれと彼らを分断する原因となっている。

サッカーチームのサポーター立ち入り禁止区域から、不可解な進化の分岐点、
デトロイトの悪名高き“8マイル・ロード”に沿って根強く残る人種分離、
いまはもうない“鉄のカーテン”を越えるのを拒むシカの群れまで、

私たちの世界が地理的、気象的、政治的、経済的、文化的、宗教的にどのように分断されているか、そしてなぜ分断が必要だったのかを、地理学の講師マキシム・サムソンが30か所取り上げ、その歴史と特徴を説明する。

世界の理解に役立つ、地政学リスクの解像度が上がる!


【目次】
第1部「見えない境界線」が地球を理解するのに役立つ理由
1―ウォレス線  
引いた線が現実のものになった 
2―竜巻回廊  
時間とともに変化していく境界線  
6―マラリア・ベルト  
時間と空間を不規則に移動する 

第2部「見えない境界線」が地球環境に影響をおよぼしている
7―コカラル・ダム  
不平等、格差、分断を生んだ  
10―チェルノブイリ立ち入り禁止区域  
動物たちが支配する地へ  
11―イーム  
“非接触型決済”のはじまり  
12―国際日付変更線  
グリニッジを基準にするメリット  

第3部「見えない境界線」が人間に領有権を主張させている
13―トルデシリャス条約 
世界一周によって、境界線が1本では足りなくなる?
17―ブエノスアイレスのサッカー  
サッカークラブが地域社会をつくる  
18―ロサンゼルスのストリート・ギャング  
縄張り争いはオンラインでも 

第4部「見えない境界線」は私たち≠ニ彼ら≠どう分けているか
19―8マイル  
人種だけでなく生活や心を分断するもの  
20―パリの郊外  
住宅危機と移民の増加によってスラム化

第5部「見えない境界線」は文化を守る砦
25―エルヴィム  
物理的境界であり社会的境界でもある  
26―アチェ  
“道徳警察”のいる場所
posted by Mark at 16:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 本 ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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