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2023年11月30日

今日からモノ知りシリーズ トコトンやさしい香料の本 (B&Tブックス) 光田 恵, 一 ノ瀬 昇他 | 2023/10/1 単行本 ¥1,980

香料には、植物や動物の一部から抽出された天然香料と化学的に合成された合成香料があり、その用途は食品、化粧品、日用品など多岐にわたる。本書では、香りの歴史、成分、調合方法、香りの設計、用途など、香料の基本についてトコトンやさしく解説する。"

第1章
香りの歴史と広がり
1 香りのはじまり「薬や宗教的儀式に使用されてきた香り」
2 香り文化発祥の地はエジプト「古代エジプトの香り」
3 日常生活に欠かせない香り「古代ギリシャ・ローマの香り」
4 東洋の香りの源流はインド「東洋の香り」
5 中国の文化と香り「楊貴妃も愛用した香り」
6 日本の香り文化の歴史「仏教とともに伝えられた香り」
7 香辛料はステータスシンボル「香辛料を求めて遠征」
8 ケルンはオーデコロン発祥の地「現代にも引き継がれる「ケルンの水」」
9 アロマテラピーの歴史「香りの機能」
10 香りと生活との関わりの転機「近代香料産業の興隆」
11 松や石油からバラやレモンの香りを創る!?「合成化学の進歩」
12 精油や香水の骨格が明らかに「ガスクロマトグラフィーの出現」


第2章
香料の役割と分類
13 かおりを表す言葉は様々「香りと風味」
14 自然界は様々な香りで満ちている「動植物の営みと香り」
15 香りで生活を豊かに「生活の中での香りの役割」
16 美と香り「美しさの秘訣は香りにあり」
17 おいしさと香り「うま味に関係する香り」
18 癒しと香り「緑の香りの心理・生理作用」
19 香料の分類「天然香料と合成香料」
20 歴史がある動物性香料「ムスク、シベット、アンバーグリス、カストリウム」
21 種類が豊富な植物性香料「植物性香料の原料」
22 植物性香料の代表的な抽出法「水蒸気蒸留法と圧搾法」
23 花・樹脂からの精油の抽出法「油脂吸着法と溶剤抽出法」
24 製法の違いにより呼び方が異なる香料「製法に由来する香料の分類」
25 化学の進歩が生み出す香料「合成香料の種類」


第3章
香り成分の特性
26 香料物質の種類と性質「におい物質の基本的な物性」
27 におい感覚に影響する香り成分の性状「香りの物理化学的特性」
28 においの強度表現「物理的強度と感覚的強度」
29 香料の濃さで香りが変化する「希釈した時の香りの変化」
30 炭素数が増えると香りがなくなる?「親水性・親油性のバランスと香りの関係」
31 炭化水素にヘテロ原子の導入効果「香りの増強」
32 官能基で香りが決まる?「官能基の種類」
33 分子骨格が似ていると香りも類似?「分子骨格と香り」
34 同じ組成式でも構造の異なる化合物は香りも違う「香料化合物の異性体と香り」


第4章
新たな香りを創り出す
35 香料によって香る時間に差がある「香料の揮発性と香る時間」
36 ノートって何?「香りの種類と香調」
37 用語を組み合わせて香りを表現「複雑な香りの表現」
38 香りを創る「香料の調合方法」
39 アコードって何?「香りの調和」
40 天然香料は安全で合成香料は危険なのか?「天然と合成の安全性」
41 天然香料だけで香りを創る難しさ「複数の香り成分で構成される精油」
42 香りだけでは成り立たない香水「コンセプトを香水瓶でも表現」
43 時代が生んだ香水「香水の始まりから1920年代まで」
44 女性の活躍と香水「1930年代から1990年代の香水」


第5章
香りが創る食の世界
45 フレーバーの役割と種類「食品香料の原料」
46 食品にない異臭の原因「オフフレーバーって何?」
47 香辛料の役割「香辛料の機能は様々」
48 爽やかな香りの成分「柑橘類の特徴的なフレーバー」
49 華やかな甘い香り「果物の特徴的な香り」
50 野菜の新鮮な緑の香り「トマトやキュウリの香り」
51 特有の香りは組織の破壊により発生「ネギ属野菜の香り」
52 加熱調理により生じる新たな香り「香ばしい加熱香気」
53 高温高圧殺菌調理で活躍する香料「レトルト食品の香り」
54 豆の焙煎度合いで変わる香り「コーヒーの香り」
55 冷菓の定番バニラの香り「アイスクリームの香り」
56 多様な味わいを生み出す香り「キャンディの香り」
57 発酵度の違いで香りも違う「お茶の香り」


第6章
暮らしの中の香り
58 香料の安全性「香料の規制」
59 心身の健康と香り「アロマテラピー」
60 美しく装う香り「化粧品と香り」
61 身だしなみとしての香り「デオドラント、制汗剤」
62 多様化、細分化が進む製品の香り「石鹸・ボディソープ、シャンプーとコンディショナー」
63 香りで温泉気分を味わう「浴用剤」
64 洗濯物の香り「洗剤、柔軟剤」
65 空間に広がる香り「芳香剤」
66 柑橘系の香りのデザイン「シトラスの香りを構成する香料」
67 三大フローラル「バラ、ジャスミン、ミュゲの香り」
68 世界で愛されるバラの香り「バラの香りを構成する香料」


【コラム】
●香りが特徴的な植物の薬理効果
●味覚と嗅覚の共感覚―香りは味に影響する―
●冷たく感じられる香り成分―冷感物質―
●香りの魔術師―パヒューマーとフレーバリスト―
●野菜の苦味を感じない?
●多様なにおい・かおり問題に対応する専門家―資格―
posted by Mark at 15:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 本 ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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