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2025年01月08日

イラストでサクッと理解 流れが見えてくる地政学図鑑 神野正史 5つ星のうち2.9 4 単行本 ¥1,870

■地政学の基礎知識
地政学とはどんな学問か、基本概念と
ランドパワーとシーパワー、ハートランドリムランド、
マージナルシー、チョークポイント、シーレーンなどの地政学用語について詳しく解説しています。

■はじまりの地政学
古代から中世にかけてはランドパワーの時代。
ユーラシア大陸の各地で生まれた文明を起点に、肥沃な土地や海を求めて、
ローマ帝国、ペルシヤ帝国、イスラーム帝国などの大国が次々と現れました。
13世紀には、ユーラシア大陸の大半を支配するモンゴル帝国が
史上最大のランドパワー国家として君臨します。

■大航海時代の地政学
15世紀に入るとシーパワーがものをいうようになります。
航海技術の発展により、内海から太平洋、大西洋、インド洋などの外海にヨーロッパ列強が
乗り出していきました。なかでも世界の覇権を握ったのがシーパワー国家イギリスです。
シーパワー国家が席巻するなか、ランドパワー国家との対立も生まれました。

■陸海がぶつかる地政学
19世紀後半になると鉄道の普及で陸上輸送力が高まるとランドパワーが巻き返しをはかります。
陸と海の領土をめぐってランドパワー国家とシーパワー国家が激しくぶつかり、
2度の世界大戦を引き越しました。
結果、パワーバランスが変化し、シーパワー国家アメリカとランドパワー国家ソ連の東西対立に
世界中の国が巻き込まれました。

■国・地域で見る地政学
各時代の地政学を踏まえたうえで、ヨーロッパ、ロシア、アメリカ、中国、中東、日本という
5つの地域・国を見て行きましょう。
それぞれがシーパワーあるいはランドパワーをどのように使っているのか。
どのような問題を抱えているのか。
現在の複雑な国際情勢を理解するためのカギがあります。

■ポストコロナの地政学
2020年に突如はじまった新型コロナウイルスのパンデミック。
ようやく収束に向かいつつあるなかで起こったのが、ロシアのウクライナ侵攻です。
国連の常任理事国がランドパワーで主権国家を侵略するという暴挙は、
世界中に大きな衝撃を与えました。
パンデミック以降の動乱の時代を地政学の視点から見みます。


【主要目次】

序 章 地政学の基礎知識
第1章 はじまりの地政学
第2章 大航海時代の地政学
第3章 陸海がぶつかる地政学
第4章 国・地域で見る現代の地政学
第5章 ポストコロナの地政学


【著者紹介】

神野 正史 (じんの まさふみ)
1965年名古屋生まれ。河合塾世界史講師。YouTube神野ちゃんねる「神野塾」主宰。
学びエイド鉄人講師。ネットゼミ世界史編集顧問。ブロードバンド予備校世界史講師。
自身が運営するYouTube神野ちゃんねる「神野塾」は絶大な支持を誇る人気講座。
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水の惑星「地球」 46億年の大循環から地球をみる (ブルーバックス B 2276) 片山 郁夫 5つ星のうち4.2 4 新書 ¥1,100

太陽系の中でも、液体の水をたたえた惑星は、現在地球だけである。地球という惑星の進化は、水のはたらきを抜きにしては語ることができない。地球の大きな特徴である生命の存在も、「水」に支えられている。また、水は地球の表層だけではなく、プレートテクトニクスと共に、地球の内部に取り込まれ、地質学的なスケールで大循環している。しかも今後、6億年で、海の水はすべて地球内部に吸収され、海は消失してしまうという。本書では、地球の歴史を振り返りながら、「水」が地球の環境のなかで、どのような働きをしているのか? を見ていきながら、私たちにとっても欠かせない「水」を地球規模のスケールで解説していく。

主な内容
第1章 原始海の誕生海の誕生
第2章 地球上で生命を育む水
第3章 地球表層での海の役割
第4章 地球内部での水の循環
第5章 地球内部へと吸収される海
第6章 海が消える日
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2050年 超高齢社会のコミュニティ構想 若林 靖永、 樋口 恵子 5つ星のうち4.3 5 単行本(ソフトカバー) ¥1,380

高齢化と少子化が進み、総人口が一億人を割り込むと予測される2050年の日本。そのとき、地域社会の鍵を握るのは「元気な高齢者」だ。かれらを中心に、行政、NPOなどとも協力して、育児から介護、「終活」に至るまでの多様な問題に対処する仕組みをつくる――。超高齢社会日本において、住み慣れた地域の力を活用して暮らしていくための希望の処方箋。
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